「GREE」田中良和が日本で5番目の大富豪になったわけ
前回のメルマガでは、
「電子マネー」についてちょっとだけ触れたのですが、
僕、一応大学は「経済学部」を出てるので、
たまには頑張って経済の話でもしてみようかと思います。
といっても、
大学時代はまったく勉強なんてしてなかったので、
専門的なことを聞かれても全然わかりませんけど(笑)
まあ、普通に話してもつまんないと思うので、
最近僕がハマっているゲームの話でも織り交ぜつつ、
お話していきたいと思います^^
よかったら読んでみてください^^
最近ですね、
無料携帯ゲーム「GREE」でよく遊んでます。
始めたきっかけは、
「あれって、何で流行ってるのかな~?」
っていう本当に純粋な疑問からです。
あなたは「GREE」ってご存知ですか?
こないだのアメリカ・フォーブス誌が出した「日本の富豪40人」で、
5位に入った田中良和氏が創立した携帯電話向けソーシャルゲームのことですよね。
田中良和氏は、35歳という若さで、
資産総額は43億ドルもあるそうです。
スゴイですね。
ま、田中さんの話はちょっと一旦置いといて、
GREEのゲームの話に戻りますね。
GREEにはいろんなゲームがあるんですが、
その中に、「FIFA ワールドクラス」っていうサッカーゲームがあるんですね。
僕は、サッカーが好きなので、
「GREE」のアカウントを取って一番最初に始めたのがこのゲームです。
「FIFA ワールドクラス」っていうのは、
ゲームの中に存在する、
実在のサッカー選手のカードを集めて架空のサッカーチームを作り、
そのカードを強化して対戦する。
っていうゲームなんですが、
「実在のサッカー選手」っていうところがいいですよね~。
これにより、
実際にはありえない、
自分の好きな選手だけを集めた自分だけのドリームチームを作れるっていうね、
まさに、サッカー好きにはたまらないゲームだと思います。
そんな「FIFA ワールドクラス」の中で、
いま、一番“価値”のあるカード(選手)っていうのが、
スペインのバルセロナっていうチームに所属している、
「リオネル・メッシ」選手のカードです。
名前ぐらいは聞いたことありますよね?^^
その「メッシ」のカードなんですが、
実際の市場ではこんな金額で現在取引されてたりします。
↓
(※一応、GREEでは金銭を伴うデータの受け渡しは禁止されています)
このヤフオクで取引されている「メッシ」のカードは、
ゲームの中だけで使える”データ”であって、
もちろん実際には存在していません。
だから、
「カード」としてコレクションすることはもちろんのこと、
毎日”自分の手にとって”眺めることすらできません。
携帯の中にしか存在しないものなんですね。
なのに、
現実ではこんな金額で取引をされているんですよ。
普通に考えたら、ありえないですよね。
だって、
この”データ”は確かに数万円の価値がありますが、
この”データ”を持ってデパートに行っても、
買い物なんてできません。
レストランで食事をすることもできません。
実際の現実社会に持ち込んだら、
何の価値もないんです。
だけど、このメッシのカードを、
数万円出してでも買いたいって人がいるわけですよ。
すごい世界だと思いませんか?
通常、このゲームをプレイしていて、
「メッシ」を手に入れるには、
1、毎日引くことができる「無料ガチャ」で当てる。
2、実際のお金を払うことで引くことができる「課金ガチャ」で当てる(だいたい1回300円)
3、ゲーム内のイベントで手に入る「ガチャチケット」を使って手に入れる
4、「メッシ」を持っている人とトレードをする。
だいたいこんな感じですね。
「GREE」のうまいというか、いやらしいなと思うところは、
この「ガチャ」っていうシステムをゲーム内に組み込んでいるところですね。
「ガチャ」っていうのは、
本屋さんやショッピングモールなどに置いてある、
100円入れて「ガチャガチャ」回すあれです。
昔、「キン消し」とか「カードダス」とか流行りましたよね。
「キン消し」はちょっと僕、世代じゃないですけど^^;
で、
そのGREEのガチャっていうのが、だいたい1回100円~300円ぐらいで引けるんですね。
1回300円程度で引けるっていうところがまたいやらしいですよね~。
だって、
1,000円ならちょっと躊躇するかもしれないけど、
300円ぐらいなら「まあいっか」っていって払ってしまいますからね。
非常に絶妙な金額設定だと思います。
でも、
ガチャガチャをやったことのある人ならわかると思うんですが、
当然、1回引いたぐらいじゃ欲しいカードなんて出てこないんですね。
1回引いてみていいカードが出なかったから、
「もう一回だけ」引いてみて、
で、「次は出るんじゃないか?」
っていう感じで、
「もう一回だけ」
ってどんどんハマり込んでしまい、
気づいた時には、もうGREEの課金地獄に足を踏み入れているわけです(笑)
そうやって気がついたら何万円もつぎ込んでしまってるんですね。
まるでパチ◯コみたい。
そうやって、うまいこと仕組みづくりをしたおかげで、
田中社長は現在日本で5番目のお金持ちにのし上がることができたわけです。
運の良い人であれば、
1回のガチャで「メッシ」を引く人もいますけど、
通常は、何万円、
あるいは何十万円と課金しないと出ないぐらい数が少ないんですね。
下手したら何十万円課金しても出ない人だっている。
だから、
ヤフオクでは、「メッシ」にああいう値段がついているわけですね。
じゃあ、
課金できなければ「メッシ」を手に入れることが出来ないかといえば、
そうではないんです。
1日1回引くことができる無料ガチャっていうのがあるんですが、
その無料ガチャの中にも「メッシ」のデータは存在するらしいのです。
ただし、
それこそ宝くじを当てるようなものすごい確率ですので、
本当に「メッシ」が欲しい人は、
GREEのアカウントが削除されるかもしれないリスクを犯して「ヤフオク」で買うか、
あるいは、
すでに「メッシ」を持ってる人とトレードをして手に入れるしかありません。
当初、
このゲームが始まったときは、
誰からみても「メッシ」のカードは本当に手の届かない存在でした。
だけど、
だんだんとゲームが広まり、プレイする人も増えると、
超幸運にも、「メッシ」を2枚手に入れた人などが出てくるんですね。
そうすると、その人は「メッシ」を2枚も持ってても仕方ないので、
自分が欲しいカードと「メッシ」のカードの交換ができないかな?
と考えるわけです。
そこで、
「トレード」というものが生まれるんですね。
だけど、
「メッシ」と同価値の選手なんて、
やっぱりそうそう市場には出てこないわけです。
そうなるると、
選択肢は3つ。
1、「メッシ」と交換できるものを持ってる人が現れるまでずっと持っておく。
気長に「メッシ」と同価値のトレードを持ちかけてくる人を待つというのがひとつ。
2、妥協して「メッシ」よりも低い価値の選手とトレードする。
すぐに売りさばけるよう、多少妥協をしてでも、
ランクが下の選手と交換する。
3、「メッシ」をゲーム内のアイテムと交換して持っておく。
ゲーム内のアイテムである、
「回復ドリンク」と「メッシ」を交換して持っておく。
の3つです。
「回復ドリンク」というのは、
ゲームを進める上で非常に重要なアイテムとなっており、
回復ドリンクを沢山持っていれば持っているほど、
ゲームを有利に進めることができるんですね。
この3つのうち、
どの選択をした人が一番多いとあなたは思いますか?
正解は、3の「アイテムと交換する」です。
多くの人が、
「回復ドリンク」と「カード」を交換するようになっていきました。
なぜだと思いますか?
答えは、
回復ドリンクと交換しておくことで、
「価値を貯蔵」することができるからです。
どういうことかというと、
ゲームプレイヤーたちは、
カードをゲーム内で”需要”のある回復ドリンクに交換して持っておくことで、
その回復ドリンクを使って、今後選手を”買う”ことができると考えたのですね。
そういう人が増えてくると、
「回復ドリンク」には、もはや単なるゲーム内のアイテムという価値だけではなく、
別の価値が付与されるようになるんです。
そう、「貨幣」という価値です。
こうして、トレードする際の「回復ドリンク」の個数が、
「カード」の価値に置き換わるようになっていきました。
つまり、こういうこと。
「メッシ」=「回復ドリンク1600個」
「クリスティアーノ・ロナウド」=「回復ドリンク1300個」
といったように、
現在では、交換する回復ドリンクの数が、
その選手の価値を決める目安(値段)になっているのです。
通常、
「選手同士のトレード」の場合は、
お互いのほしい物が一致しなければ成立しませんが、
回復ドリンクに交換しておけば、
その回復ドリンクを使って、
選手を”買う”ことができるんですね。
つまり、このゲームの中では、
「回復ドリンク」が貨幣の役割も果たしているんです。
そして、今後、
仮に「メッシ」がイベントなどで大量にユーザーに配られたりすることで、
インフレを起こしメッシの価値が一気に急落したとしても、
回復ドリンクに替えて持っていれば、
その影響を受けずに済むというわけです。
また、
ゲーム内でイベントが行われているときは、
「回復ドリンク」が攻略の重要なポイントになることが多いので、
「回復ドリンク」の価値が高騰します。
ということは、
逆にイベントが行われていないときに「回復ドリンク」を沢山仕入れておき、
イベントが始まって「回復ドリンク」が貴重になった時に、
「カード」に変えれば、より少ない金額で選手を買うことができたりもするんですよね。
こういう具合にゲームの中で、
「為替」の存在もできあがっていきました。
なんか流行ってるらしい「GREE」って、
一体どんなもんなんだろう?
なんで流行ってるんだろう?
っていうのが知りたくて始めたGREEでしたが、
ゲームの中で経済が生まれているということに素直に驚きました。
いや~、面白いですね~。深いですよね~。
これって、
僕らが生きているこの世の中の流れと全く同じですよね。
僕らは、
今でこそ「紙幣」や「貨幣」、「クレジットカード」などを使って買い物をしていますが、
まだ”お金”がなかった頃って、
みんな「物々交換」をしていましたよね。
マンモス刈りが得意な人は、
マンモスのお肉と魚を交換してもらったり、
きのみを取るのが上手い人は、
野菜づくりの名人と野菜を交換してもらったり、
毛皮で洋服を作れる人は、
動物を狩るための石器と交換してもらったり・・・
それぞれが、自分の「価値」を提供することで、
「ほしい物」を調達していたんですね。
だけど、
「物々交換」には、欠点があります。
それは、
「自分が思う価値」と「相手の思う価値」が一致しなければ、
成立しないってことです。
例えば、
魚と野菜を交換してもらいたいと思っても、
野菜を持っている人が「今は魚はいらない」って言えば交換してもらえません。
でも、
ずっと持っていると魚が腐ってしまいますので、
魚を一旦別のものに交換して、
更にそれを野菜と交換しなければいけないんですね。
非常に手間がかかります。
そこで生まれたのが「貨幣」ですね。
みんなが価値を認める貨幣と交換し、
価値を貯めておくことで、
僕らは欲しい物をいつでも買うことができるようになったわけです。
そして、時代は流れ、
現在では、もはや実態すらない「電子マネー」というお金が存在し、
日常的に利用される世の中になっています。
みんなが電子マネーの「価値」を認めているから、
ぼくらはもう、お金を一切持ち歩かなくてもいいっていう世の中に実際なっているんです。
僕たちはよく、
「お金が欲しい」っていう風に言いますが、
「お金」なんて、本来まったく何の価値もないものです。
だって、例えば、
僕らが死ぬほど沢山のお金をもってたとしても、
「無人島」に住んでいたらクソの役にも立ちません。
ま、おしりをふくぐらいには使えるかな(笑)
無人島では、
硬化や紙幣なんかにはほとんど価値はなく、
代わりに、ライターやナイフ、塩、砂糖などの”物”の方ががよっぽど価値が高くなりますよね。
なぜなら、
無人島では「お金」の価値を認める人がいないからです。
僕らの世界では、よく、
「お金を手にすること」で満足をしている人がいます。
また、
「お金を手に入れること」が人生の目的になっている人もいます。
でも、
それって間違ってると思うんですよね。
本来僕らが求めなきゃいけないのは、
「お金」じゃなくて、「価値」なんです。
「価値を創造する力」さえあれば、
本当はお金なんて1円もなくても生きていけるんですよ。
だって、
それが需要のある価値だったら、みんな求めますからね。
それこそ、
「お米」と交換することもできるでしょうし、
「洋服」と交換することもできます。
「価値」が認められれば、
どんな「サービス」とだって交換することもできるんですよ。
だから僕らは、
お金を求めるんじゃなくて、
自分で「価値を生み出す力」を身に付けるべきなんですね。
特に今の世の中は、
何が起こるか予想ができない時代です。
いつ日本が経済破綻したって、
全然おかしくない時代ですよね。
そんな時に必要なのは、「お金」じゃありません。
人から「求められる価値」を持ってるかどうか。提供できるかどうか。
僕は、サラリーマンという生き方に疑問を感じ、
サラリーマンを辞めましたが、
別にサラリーマンという存在を否定しているわけではありません。
その人が意義のある生き方をしていれば、
サラリーマンだって何の問題もないと思ってます。
ま、僕はその意義のある生き方っていうのが、
できなかったわけですけど^^;
だけど僕は、
“何の疑問も持たず”に、ただ働けばお金がもらえるから、
っていうだけでサラリーマンを続けるということは、
このご時世、とても危険なことだと考えています。
これは、もちろん主婦だって同じ。
当たり前のように旦那が給料をもらってくるから、
“何も考えず”に主婦をする。
「不況不況っていうけど、何とかなるんでしょ?」
「最悪の事態なんて何も起こらない”かも”しれないじゃん?」
「サラリーマンの方が安定してるからリスクなんてないでしょ。」
この世の中にはなんとそういう危機管理の低い人が多いことか・・・。
だから、
せめて僕のメルマガやブログを読んでくれてる人だけは、
いつ何が起こっても、
どんな状況になっても生きていける。
もし、仮に、「サラリーマンを続けられない状況」になってしまったとしても、
何の心配もなく生活することができる。
そんな風になって欲しいと思ってますし、
その為に”必要な力”を提供し続けていきたいと思っています。
いつもは、のほほ~んと過ごしてるように見えるかもしれませんが、
一応、僕なりにたまにはこんなことも考えたりしているんですよ^^;
とりあえずいつの時代も”人が求めるもの”っていうのは決まってますので、
あなたは、それを学び、自分のスキルとして持っておいて下さいね。
「お金を稼ぐ為」だけにネットビジネスを始めても、
多分成功するのは難しいです。
だけど、
「価値を提供する為」にネットビジネスをやってる人は、
結構成功する可能性が高いです。
“いつの時代も人が求めるもの”
それが何なのか、あなたならちゃんとわかりますよね?
もしわからなければ、
今日の話をもう一度イチから読んでみてくださいね。
それでもどうしてもわからなければメールください^^
それではまた。
Kすけバンビ
PSその1.
「マネー」っていう言葉は、
古代ローマの「ユノ・モネタ」という名前の女神からとっているそうです。
その昔、古代ローマ人は、
黄金を貯蔵しているカピトル神殿というところが盗賊に狙われ、
危うく盗まれそうになったときに、ガチョウの群れが大騒ぎし、
事件を防いだという言い伝えがあります。
その時に、ガチョウを使って黄金を守ってくれたのが、
女神「モネタ」ということで、その「モネタ」から名前をとって、お金を「マネー」と呼ぶようになったんだとか。
詳しくは、
「女神 モネタ」でググってみてください。
PSその2.
“いつの時代も人が求めるもの”
その価値を提供できる人間になる為に、
必要なものが全て学べる教材が最近出ましたね。
今は一部の人しか手に入れることができませんが、
もうちょっとだけ待っててください。
もうちょっとすれば、よりお得に手に入れることができるようになります。
今手に入れても何の特典もつきませんから・・・。
これまで、
メルマガでもブログでも商材をほとんど紹介していない僕がはっきりと言います。
“それ”は間違いなく“神レベル”の教材になります。
そのうち紹介したいと思いますので、
是非、楽しみにしていてくださいね^^
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